不妊・妊活を鍼灸治療でサポート。淡路島(洲本、南あわじ、淡路)の鍼灸治療院

目次

ご挨拶

吉澤鍼灸治療院では淡路島(洲本市、南あわじ市、淡路市)の妊活・産後の体調を鍼灸でサポートしていきます。
自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微鏡受精などの女性の不妊治療、そして男性の不妊治療をご希望に沿って行っています。
吉澤鍼灸治療院の患者様は淡路島内の病院へ行っておられる方、仕事をされながらも橋を越えて神戸、徳島など淡路島外の病院へ行っておられる方がおられます。そのような方に少しでも鍼灸でお役に立てれればと思っております。

不妊症とは

不妊症は結婚後、男女が妊娠を希望し、1年以上避妊せず性交を行っているにもかかわらず、妊娠の成立を見ない場合をいいます。
「不妊症かもしれないがどのような治療をしたらよいのかわからない」という悩んでおられる方は妊娠しやすい体を一緒に鍼灸で作っていきませんか?

子宮

不妊症の原因


加齢による影響男女とも、加齢により妊娠する・させる力が低下してきます。女性は30歳を過ぎると自然妊娠する確率は減ってきて35歳を過ぎると明らかな低下があることがわかってきています。加齢により卵子の質の低下が起こること、子宮内膜に病変ができることなどが原因になります。男性も35歳を過ぎると徐々に精子の質の低下が起こることがわかってきています。ホルモンバランスの異常による排卵障害子宮頸管、卵管因子に何らかの異常があります。
免疫の問題人間には異物を容易に侵入させない抗体があり、それが精子を攻撃します。
子宮の問題子宮筋腫などにより子宮内膜の血流が悪かったり、過去の手術や炎症による癒着などの原因で起こります。
男性側にも造精機能障害、 性機能障害 、精路通過障害などがあります。

不妊治療でのポイント

まずは基礎体温をチェック

基礎体温を知ることは現在の自分の体を把握するために必要です。
月経、排卵期、排卵の有無などを知ることができます。

(きっちりとした2層タイプ)

生理周期表1

低温期と高温期がはっきりと分かれているこのタイプは、健康的なホルモンバランスといえます。

(高温期で一気に体温があがらないタイプ)

生理周期表2

低温期から高温期への移行は1、2日で終わりますが、このタイプは高温期への移行に時間がかかります 。

(高温期ギザギザタイプ)

生理周期表3

高温期が安定せずに途中で体温が下がる傾向があるこのタイプは、黄体ホルモン分泌など、黄体機能に何らか不安材料がある可能性も考えられます。

(低温期が長いタイプ)

生理周期表4

高温期に移行するまでの低温期が25日以上のこのタイプは、卵胞の発育に時間がかかっています。

(高温期が短いタイプ)

生理周期表5

高温期が9日以下で終わってしまうこのタイプは、黄体機能の何らかの支障で、高温期を維持できなくなっている可能性も考えられます。

(高温期不明タイプ)

生理周期表6

体温は高温期・低温期に分かれるのが健康な状態ですが、 このタイプは二層に分かれず体温が安定しておらず、排卵していないことも考えられます  体調や生理に乱れがあれば、ホルモンバランスに原因がある可能性も考えられます。
これ以外にもさまざまなパターンがあります。
基礎体温表はできる限りご持参のうえ、ご来店ください。
基礎体温表と問診、脈診、腹診、舌診などから得た情報を合わせて、体のバランスを整えていくことで妊娠しやすい体の状態へとサポート致します。
仕事など日常生活が忙しく基礎体温がストレスになる場合は無理に測る必要はありません。無理のない方法で一緒に治療していきましょう!

妊娠できる卵胞に発育させる

卵細胞


卵胞が育っていないと排卵ができない可能性があります。低温期が20~25日以上続く時は卵胞がじゅうぶんに育っていないことが考えられます。卵胞が育つ低温期に鍼灸治療することで卵胞の成長を助けます。卵胞は 原始卵胞から一次卵胞、二次卵胞(90日以上)へと成長します。二次細胞は前胞状卵胞(25日)と胞状卵胞 という時期があります。成熟卵胞であるグラーフ卵胞(60日) となり、排卵のへ準備を整えます。排卵するためには180日~200日ほどかかります。
妊娠するのに原始卵胞の発育から必要な方は6~8か月の治療を継続することで妊娠しやすい体になっていきます。
質の良い卵を育て排卵を起こすためには鍼灸治療を行うことで、ホルモンバランスを整え、卵胞の成長を促します。

子宮内膜を厚さ

子宮内膜厚と妊娠率


上図のように子宮内膜の厚さは妊娠率関係しております。
着床する際、子宮内膜は胚(受精卵)にとって、よく寝具のベッドに例えられます。
子宮内膜が厚い良質なベッドであれば着床しやすく、子宮内膜が薄い時は胚も着床することが難しいこともあります。

子宮内膜が薄くなる理由として、・ホルモン不足(黄体機能不全)・・・・ ホルモン不足→エストラジオール、黄体ホルモンの補充

流産や人工妊娠中絶、帝王切開術、筋腫核出術など・・・・・

排卵誘発剤の副作用・・・・クロミッド減量、もしくはレトロゾールへの変更

子宮筋腫、子宮腺筋症のよる影響・・・・偽閉経療法や手術療法

子宮内膜炎・・・・抗生剤内服など・血流不足・・・・栄養補充など

上記のような様々な方法を試みても改善されない場合があります。
そのような時は病院の治療と一緒に東洋医学の鍼灸を併用することにより、薬の効きが良くなります。
鍼灸治療で骨盤内の血流循環を改善し、卵胞ホルモン、エストロゲンの分泌を整えて、子宮内膜の厚くさせて、着床しやすい状態にしていきます。

着床後から出産まで体調を整える



子宮内膜が薄い人は着床率、妊娠を維持する可能性も下がる可能性があります。
不妊治療をしている人の中でも着床しても妊娠を維持できない不育症になる人もおられます。
吉澤鍼灸治療院の鍼灸治療は、黄体ホルモンの分泌を促進することで、子宮内膜の厚さと高温を維持できるように着床から出産までサポートしていきます。
妊娠しても疲労があったり、不正出血、切迫流産、つわり、腰痛、逆子、尿たんぱくなど様々な症状があります。
吉澤鍼灸治療院にくるまでは妊娠5カ月で不正出血で流産された人もいて、鍼灸治療をすることで無事出産された人もいます。出産まで治療を継続することで安産であったという方も多くおられます。
妊娠中は薬が使えないことがありますので、鍼灸治療を継続することで体調を安定していきます。

吉澤鍼灸治療院の不妊鍼灸の流れ

来院について

遠方の淡路島外、南あわじ市、淡路市から来られる方は長時間運転で疲れがでますので、少し早めに来て体をリラックスしてもらっても大丈夫です。
初診の方はご予約してからお越し下さい。

問診・脈診・腹診・舌診

脈診

 
患者様の今までの病院歴、治療歴、生理周期、体の疲れなどを「問診」でうかがいます。
そのあとに「脈診」で体の中のどこに弱りがあるかを探します。
体には経絡が流れていて、それらを調整することでホルモンバランスが整います。
「腹診」は臍まわりに瘀血(おけつ)という子宮、卵巣への血流障害の有無を確認をしたり、子宮、卵巣への血流不足で冷えていないか等を確認します。

鍼灸治療

鍼


鍼は髪の毛と同じぐらいの太さで深く刺すことはしませんので痛みはありません。
お灸は火傷防止のために皮膚に灸専用のシートを貼ったり、肌に直接つかないお灸をしますので皮膚を傷める心配はありません。

生理周期表


例えば、上図のような高温期が短い生理周期の場合、東洋医学では腎が弱いと考えます。
腎が体の熱エネルギーを維持しますが、腎が弱いと高温期を維持できません。
腎陽虚(じんようきょ)として治療することで高温期が続くようになり、ホルモンバランスが整ってきます。
腎は脳とも深い関係があり、鍼灸治療をすることで脳下垂体、視床下部に影響を与えることができ、ホルモン分泌を促します。

患者様の声

41歳 洲本市在住
メリット
  • 年齢がいってから結婚したのでしばらく自然妊娠のためタイミングをとりましたが妊娠しないので不妊専門の病院に行きました。 年齢のこともあり体外受精を考えたほうがいいと言われ、鍼灸が不妊や妊活にいいと聞いたので鍼灸を始めました。 吉澤先生は、着床するには体をしっかりと整えて子宮力を高めたほうが良いと言うので体外受精をする前にしばらく鍼灸をしました。 不妊治療のために鍼灸をしたのですが、生理が楽になり、肩こり、腰痛も軽減してきました。 胚盤胞移植の1度目は残念ながらうまくいきませんでしたが、hcgの数値が出たので着床していたと病院で言われました 。吉澤先生は、着床する力はあるので体を整えていけば妊娠できると励まして頂いて鍼灸を続けました。 移植2度目で妊娠することができました。 妊娠途中で出血があり流産の可能性もあると病院で言われましたが、鍼灸治療を継続して出産することができました。 いろいろと相談にも乗って頂いて通い続けて良かったです。

Q&A

どのような方が来院されていますか?

不妊専門の病院と併用されている方が多くおられます。
淡路島では洲本市だけでなく淡路市、南あわじ市から来院されている患者様も多数おられます。

通院の頻度と期間を教えてください。

通院間隔は、お悩みの根本原因にもよりますが、週1回から2回の治療を目安にお越しいただき、約3ヶ月から半年を1つの区切りとして考えております。 また、移植前移植後着床日など患者様のニーズにあった治療をするため増減することがあります。通院中は生活習慣、食生活などをお伺いし、適切なアドバイスをさせていただいております。

肩こり、腰痛、眼精疲労、疲れ、不眠など一緒に治療することは可能ですか?

もちろん治療できます。むしろ、ささいな不調と思われがちな症状こそ、妊娠しにくさの原因であることも多いのです。体がなんとなく不調なのに、子宮と卵巣が好調ということはありえません。東洋医学の鍼灸は、体全体や心も含めた人間一人一人を治療対象にしています。すなわち不妊治療をすることが心身すべてを健康にすることにもつながるのです。

生理周期のいつから鍼灸治療を始めたらよいですか?

どのタイミングからでも始められても大丈夫です。生理中でもご遠慮なくいらしてください。生理前、生理中なら生理痛が楽になりますし、低温期には卵の質を向上させるため、高温期には子宮内膜をよくするための治療をします。PMSも鍼灸治療によって軽減します。

人工授精(AIH)・体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)など、移植後に一回だけ鍼灸を試してみるだけでも効果はありますか?

鍼灸治療を全くしないよりはよいかもしれませんが、効果の断言できません。
なぜなら、卵は3周期かけて主席卵胞に成長します。
今日の鍼灸治療は3ヶ月後のための投資とも言えることができます。
卵の質が子宮内膜にも影響をおよぼすことを考えれば、不妊治療を少し気長に考えていただく必要があるのです。それが体の自然治癒力であるとご理解頂けたらと思います。

病院で高齢でFSHが高く、妊娠は難しいと言われました。妊娠は可能ですか?

数値はひとつの目安です。簡単ではないかもしれませんが、不可能ではありません。
当院では、患者様ひとりひとりのお体、治療歴を考慮して、病院の検査項目などの数値も参考にしながら、患者様にベストな治療を探ります。
病院の診断を参考にしながら、患者様自身のご希望、患者様の体調を考慮して、一番ベストな治療をご提供します。ステップアップ、ステップダウン、強いホルモン刺激で一度にたくさんの卵を、弱いホルモン刺激で、できるだけ自然に近い卵を、しばらくは自然妊娠を期待して、あるいは不妊治療をすこしお休するなど、重大な決定をされるときにもアドバイスをさせて頂きます。

妊娠判定が出たあと、鍼の治療は続けても大丈夫ですか?

妊娠12週がひとつの目安になります。そこまでは初期流産予防のために治療を行ないます。その後はご体調にあわせて治療計画を鍼灸師と相談することになります。
経過の順調な方は、そのまま“ご卒業”となることもありますし、つわり、むくみ、胸の張り、腰痛、痔などは特に鍼灸治療で楽になりますので、出産直前まで通院を続けられる方もおられます。
出産まで治療継続することで逆子治療、安産治療になります。

不妊治療に効果がある運動はありますか?、妊娠するために運動はした方がよいですか?

ノルウェー、アメリカ、デンマークなどの研究では適度な運動は妊娠に良い効果をもたらしますが、過度な運動は逆に悪い影響をもたらすということが推測されています。淡路島の人は車に乗ることが多いです。淡路島外の人は電車利用でよく歩いています。実は淡路島の人のほうが運動量が少ない傾向にあります。身近にできる散歩のような適度な運動が気血を全身に巡らせるのでおススメです。

男性不妊の鍼(はり)はどこにするのですか?

頭、手、足、腰に鍼灸をします。陰部を触ったり、鍼を刺したりしません。

男性不妊の鍼の目的は何ですか?

EDなどを含む男性不妊の場合は陰部・下腹部への血流と自律神経のバランスを整えることを考慮して鍼灸をします。
鍼灸治療により骨盤内への血流改善と自律神経の調整をすることで男性不妊に対応できます。


男性不妊治療の回数はどれぐらいですか?どれぐらいで効果が現れますか?

症状により個人差があるので断言できませんが、基本的に週に1度のペースです。ただし、糖尿病、うつ病、過度のストレスや睡眠不足、過労などにより、治療期間や治療頻度は変わります。患者様と一緒に相談させて頂いて、ご納得いくまでご説明させていただきながら、ベストな治療法や頻度を一緒に考えて提案させていただきます。

駐車場はありますか?

鍼灸院前に1台、横の駐車場に3台の計4台駐車スペースはございます。
遠方の淡路島外、南あわじ市、淡路市から来られる方は長時間運転で疲れがでますので予約時間より少し早めに来てリラックスしてもらっても大丈夫です。

吉澤鍼灸治療院

〒656-0051

兵庫県洲本市物部1-9-11

受付時間(平日・祝)
AM 9:30~12:00(火曜14:00まで)
PM 15:00~19:00

休鍼日 木曜・日曜

☎ 0799-22-3533
WEB https://hari-yoshizawa.com

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