右手がしびれて、特に右肩甲骨あたりの違和感が長年とれない、車を降りたりするときに腰痛がある方。
督脉(とくみゃく)の流れが悪いので手にしびれがでたり、肩甲骨の違和感がでている。
脈診、腹診などをしてお体を診させて頂く。
証は肝虚肺虚(かんきょはいきょ)。
3回の治療で
右手のしびれ→右人差し指のみ
右肩甲骨→違和感なくなる
腰痛→痛みがなくなる
2回目の治療の時に、1回目の治療の感想を聞くと「腰痛はまだある。朝にはまだ手のしびれはある」とのこと。
要約すれば『あまり変化ない。治ってません!』ということになる。
私は初診からがっつりと治療しない。
どんな体質かわからないところもあるので軽めの必要最低限の治療しかしていない。
そのあたりの事情があるのでこの答えは想定内なのだ。
体を治すには1回で治る方と治らない方がいる。
軽めの治療でも一瞬にして痛みが消える方もいる。
ただ、共通して言えることは何回か続けることで体が良い方向にいくということだ。
1回で止める方がいるので「もったいない、もう少し続けたら軽減するのに・・・・」と思うことがある。
初出 2017/2/25