高齢不妊の方

不妊症とは、夫婦が妊娠を希望して1年以上性生活を行っているにもかかわらず、妊娠しない場合をいいます。

35歳以上の女性では1年を待たず6ヵ月以上妊娠が成立しない場合に検査を受けた方がよいと日本生殖医学会にて提示されています。

どんなに若く見えても卵の質には年齢が影響します。

時間がないので、体外受精などの西洋医学的な手段が必要なこともあります。

40歳で妊娠率は20%、出産率は8%程度と言われています。40歳では流産率が50%を越えます

100人の方が体外受精をして出産に至るのは8人ということになります。

体外受精を何度しても着床しない、卵が胚盤胞までうまく育たないという方が当院に来院しています。

その中にはご自身で気づいていない原因もあることがあります。

妊娠率をあげるには

・西洋医学との連携
・東洋医学的な人間そのものの理解
・自分の思い込みや気づかない生活習慣
・食事
・血流の問題
・不育関連など

とてもたくさんの原因があることがありますのでそれをご自身で気づくお手伝いをさせて頂きます。
一緒に治療をしていきましょう!

 

当院での過去の治療で東洋医学的に説明

45歳 女性
初めての体外受精をする3週間前に来院

初診時
脾虚肝実瘀血証
脈診は沈弦
熱が発散できずに内部で停滞している状態。
下腹部に瘀血(おけつ)もあり、子宮卵巣の血流障害がみられる。
用いたツボ 陰陵泉、曲沢を補って、行間を瀉法、肝兪、脾兪

一度目の体外受精移植はうまくいかず。
治療をすすめるにつれて元々あった体の熱感がとれて、基礎体温の動きがスムーズになってきた。
採卵を2回したがうまく胚盤胞まで育たず。
ここで子宮卵巣の疲れをとるために体つくりしましょう、、、、と提案する。
しばらく鍼灸で体を作り、採卵して2個が胚盤胞まで育つ。
3ヶ月体つくりをして移植した結果、無事着床する。
40代は流産率が高いので妊娠中も継続して治療をして安定期を迎える。

考察
初診時に下腹部あたりに硬い瘀血の症状がみられました。
治療をするにつれてお腹の硬さが軽減していきました。
それによって卵巣への血流が良くなり、卵の質がアップして胚盤胞まで育ってくれたと思います。
妊娠後も少し不安な脈をしていたので継続して治療してもらい、仕事をしながらも安定期までもっていけました。